湘南リラックスブログ

2025年4月18日 金曜日

訪問鍼灸マッサージブログ

患者様の中には膝の痛みを抱える方が多数居られます。それらの患者様は変形性膝関節症と診断されている方がほとんどです。変形性膝関節症は女性に多く見られます。閉経に伴う骨密度の低下や男性よりも筋肉量が少ない事などが考えられます。また膝の関節内の軟骨がすり減るなども要因のひとつです。
症状としては膝に違和感を感じたり、膝の曲げ伸ばしがしにくくなったり、立ち上がりや歩き始めに膝の痛みが出るというものです。症状が進行すると歩行時に常に痛みが出るなど日常生活に支障がで出るほどになります。その他にも症状の進行に伴い膝の変形が目立ってきます。
予防策としては下肢の筋力強化、体重の管理、膝周りの血流改善などが上げられます。
筋力強化とは太もも前の筋肉(大腿四頭筋)を鍛えることで膝への負担を減らします。また体重の管理、こちらも体重が増えることにより膝の負担が増すので食事を気を付けるなどすることにより体重を増やさないことが必要です。膝の痛みの軽減や膝周囲の筋肉を柔らかくするため膝のサポーターを使用するなどし血行を良くすることも効果的です。
治療としては症状が軽い場合は痛み止めの飲み薬や湿布薬、塗り薬を使用したり、ヒアルロン酸を関節内に注射をしたりします。また運動療法が予防、治療共に効果的です。このような治療でも治らない場合は手術治療を検討します。これには骨切術や人工膝関節置換術などがあります。



投稿者 湘南リラックス