湘南リラックスブログ
2025年4月 4日 金曜日
訪問鍼灸マッサージブログ
訪問でお伺いしていた患者様の中には脊椎圧迫骨折で病院にかかっていた方が数名居られました。
脊椎圧迫骨折は、上下方向からの力が加わって生じる背骨の骨折です。
正常な背骨では高所からの転落など大きな力が加わらなければ生じない骨折ですが、骨粗鬆症(こつそしょうしょう)といわれる、骨がもろくなっている状態によって発症しやすくなります。そのため尻もちをつく・転倒する・咳をするなどのちょっとした動作により脊椎圧迫骨折が生じてしまいます。ホルモンのバランスが崩れた高齢の女性に多く見られます。他にも運動・喫煙などの生活習慣も関わりがあります。
脊椎圧迫骨折の主な症状は、体を動かした時に激しい痛みが現れ、安静にしている時はそれほど痛みを感じないのが特徴です。症状が進行すると、下肢の痛みや痺れ、麻痺などのヘルニアによく似た症状がみられることもあります。痛みが治まった後も背中が丸まる、身長が低くなるなどの外観的な変化につながることもあります。またこうした見た目の変化と共に内臓へ負担がかかり、結果として食欲がなくなる・便秘になる・息苦しくなるなどの症状につながることもあります。いずれの症状にもマッサージ、はりきゅうなどを継続することでで改善が見られます。
投稿者 湘南リラックス